哲学スタンプの基本コンセプト

「どうやって使うのか、わからない?」

この「哲学スタンプ」は、説明をしないとわからないスタンプです。お話しさせていただいた人全員が「使い方がわからない」とおっしゃっていました。それは当然のことなのです。基本的なスタンプへの発想と考え方が違うからです。

LINEさんのLINEスタンプの考え方は、シンプルです。より豊かなコミュニケーションに、すぐに使えるもの、ということです。

その辺りの考え方は審査基準に明確に記されています。

ですから、余計な説明など無くて、すぐに使えるスタンプが好ましいのです。

「ああ、かわいい」、「これは私の感性に合っている」、「これなら微妙なニュアンスを伝えられそう」「これを使ったら、私らしいコミュニケーションができそう」そんな具合で、選ばれ、使われているのだと思います。

その意味では、私の考え方が、ひねくれている、素直じゃない、ようです。

というのも、「哲学スタンプ」の発想は、コーチングのコーチや、コンサルタントやインストラクターのみなさんがクライアントに対して使えるコーチングのツールの開発模索にあるからです。

つまり、コーチング・コミュニケーションのツールとして使えるスタンプをイメージしているのです。ですから、そういうコミュニケーションを想定していない人にはわからないスタンプになってしまいます。

LINEスタンプの審査基準に則ろうとして、ひねりを加えながら、審査基準をクリアして前述したトライをしているので、わからないものになってしまっている、ということです。せめて、24セットつくって全部見てもらって、解説も読んでもらえますと、初めてその意図がわかってもらえるかもしれません。

それ故、「哲学スタンプ」には解説が必要になります。さらに、別の意図も含んでいるために、もっとわかりにくいものになってしまうのです。

それは、「ビジュアル言語の構築」を試みているためです。しかも、それは「らくがきの復権」「らくがき革命」という内容も含んでいる、厄介なものなのです。

「試み」ですから、まだ確定していません。そのような不確定なままでご披露してしまっているために、
見せられた方は、ほとんどが戸惑いを覚えてしまうのです。

それも含めての「試み」、「挑戦」だということです。今は、それぐらいのご理解をいただければと思います。そして、いくつかご購入いただき、実際に使ってみて下さい。

そして、私とLINEしていただき、問いを投げかけて下さい。スタンプ問答しながら、仮説検証できれば最高です。